Contents.
- MADASHIRA – まだ知らない私たち。
第八回 今、此処、私。 - 紙のACCO Channel 宗像・福津の地域メディア
- 海女になって5kg太った。
6潜き目「 海からのクリスマスプレゼント 」 - YOKOYARI BROTHERSの水差し論
第六十五試合 「 VS 擬人化星人 」 - 宇井のクリエイター発掘ラボ
「 No40. アトリエ ピンクプラム」
【宗像市】
本場インド料理ミナ チーズ好きは食べるべき!
YouTubeとこども Baby I love you.
こんにちは! まさと@ACCOです!
今回は、子供をYouTubeに出すべきか? についてお話していきたいと思います!
なんと、妻のゆき@ACCOが妊娠しまして、2022年1月末に出産予定です! このコラムが出ている頃にはもしかしたらすでに産まれているかもしれないですね。ずっと子供が欲しいと思っていたので、これからがとても楽しみです。
子供が産まれることで、ACCOチャンネルにどのような影響があるのかなと最近よく考えています。
例えば、赤ちゃんに向けたサービスに気づくようになると思いますし、子供が成長するにつれて色んなイベントも増えるのかなと思います。
正直なところ、最近のACCOチャンネルは同じような発信ばかりだったので、これからは子育て世代の方に向けた発信ができるのかなとワクワクしています!
そして、迷っているのは子供の顔をYouTubeに映すか否かというところです。
同じYouTuberでも子供にはモザイクをかけている親もいますし、子供をメインにしたチャンネルを作っている親もいます。モザイクをかけたり、子供を出さない理由としては様々ですが、大体の理由としては「子供には自分で判断することができないから」だそうです。
そこで僕が出した結論は、モザイクなしでいこうと思いました。もちろん妻のゆきと話をして決めたことです。
顔出しは色々とリスクはありますが、僕たち夫婦が実際に2年間YouTuberをやってみて感じたことは、めちゃくちゃ自分達の思い出を記録することが出来るということです。
僕たち夫婦は付き合ってから長いですが、過去の写真が全くないです。たまに撮ったプリクラぐらいで…プリクラも加工されすぎてよく分かりません(笑)ビデオを記録して保存しとけば良いじゃん! って思っていた時期もありますが、撮っただけの映像を見返すことってあんまりなくないですか? 編集されていない動画は見返すのがキツイです。容量がいっぱいになって見なくなるのがオチなんですよね。
僕が赤ちゃんの時だった頃の映像は親がたくさん撮ってくれていましたが、全部見るのはキツイです…。全然見る気が起きないんですよね。
それがYouTubeに投稿していれば、視聴者目線で編集ができてテンポ良く思い出を見ることが出来ます。これは実際にやった方にしか分からないとは思いますが、想像以上に編集された動画っているのは見返したくなります。
そうすることで、家族の絆とか愛を再確認できるのではないか? とも思っています。
ぜひ、これからのACCOチャンネルを楽しみにしていて下さい!
6潜(かづ)き目「 海からのクリスマスプレゼント 」
これは隙あらばそのへんのよくわからない生き物を拾ってくる、
自由人の海女がそのとき思ったことを思うままに書いた記録である。
面白い生物の情報、そのほか何でもあれば、ぜひわたしのTwitterアカウントのDMまで。
(全てに返信は出来ないと思うので申し訳ないのですが、全てありがたく読ませていただきます)
先月12月、ようやく冬らしくなった頃。
うちの箱入り娘ならぬ箱入りババニャン(※1)が執拗に布団にもぐりこんできては寝ているわたしのおなかの上で暖を取り、朝4時半頃に顔面ネコパンチで叩き起こして凍える空気の中キャットフードを催促してくる&布団の外に出るのが辛すぎて結局6時くらいまでネコパンチとの攻防戦を繰り広げながら二度寝三度寝をする季節である。布団の中でダメ飼い主と一緒に大人しくダメネコになっていれば良いものを、なんでこの寒い中平気で布団の外に出られるのか不思議で仕方がない。ネコはこたつで丸くなるとか歌われている割には寒さ耐性高すぎるだろう。詐欺である。
ネコも知性を持つのだから少しは「毛皮を持たぬ哀れな人間」に対する配慮があってもいいのではないかと思ったりもするが、ネコなので仕方がない。もしこれが人間だったらとっくの昔に張り倒されて軒先の干し柿やのうさばの横にでも吊るされていたのだろうが、残念ながらネコなのである。ネコの特権をフル活用していらっしゃる。
そんな起きるのも億劫になる寒さの中、実はわたしたち海女は海に潜る。もちろん漁のためだ。鐘崎の海女漁は基本的に8月のサザエ漁を最後に、翌年2月のワカメ漁まで休漁期間になっているのだが、12月に5日間だけお正月に食べるためのナマコを取る日があるのである。(なお、お正月にナマコを食べる食習慣はお雑煮のブリと同じく九州に引っ越してきてから知った)
ナマコというと一般的にぼんやりしたキュウリのようなフォルムでいささか間抜けなイメージがある。実際、条件の良い日であれば海底で波に揺られて無抵抗にコロコロと転がっていたりしてのんびりと可愛らしいのだが、およそ擬態が上手いため岩に紛れているとなかなか見つけにくく、アワビに次いで探すのが難しい獲物である。しかも漁も大体3、4日目くらいになってくると、表に出てきているナマコは粗方狩られてしまうためより、一層見つけるのが難しくなってくる。
冬の海に潜るといっても、一応厚めのウェットスーツを着ているのと水温が下がりきる前でまだ15℃くらいと温かい(※2)ので想像されるよりは寒くない。しかし、何回潜ってもナマコの姿も痕跡も全くないという状態が30分以上も続くと、「海の底であの、のほほんとしたキュウリにホモサピエンスが翻弄されているのだなぁ」と複雑な気持ちが沸き上がるとともに、探索に使う運動量が減るため一気に体温が奪われていく。そのため冬場の漁の後のお風呂は「極楽浄土って多分こんな感じなんだろうな」と自宅でやまつばさの露天風呂級の気分が味わえるお得タイムである。
2021年最後のナマコ漁は偶然にも24日クリスマスイブ。「はー、何とか今年の漁も無事終わったなー」と湯舟の中で海中で攣りかけた脚をいたわるように撫でたときのことである。脛に近いふくらはぎの辺りの皮膚から、明らかに肌の質感ではない硬いものが少しだけ飛び出ている。
「…ほ?」
指でつまんで引き抜くとそれは1センチ弱くらいのムラサキウニの棘。え、私の脚ってこんなエクスカリバーみたいなん刺さってたん…? 予想外のサイズだったので一瞬思考が停止したが、実は心当たりはあった。

< ウェットスーツ姿のわたしを眺めるネコ> 全身ずぶ濡れで帰ってくる飼い主を不思議そうに見つめるネコ。濡れるのが嫌いなネコからしたら、きっと人間も訳の分からない行動を取る変な奴なのだろう。
それは同年8月。ベテラン勢がひしめくアワビ激戦区から遠くの岩場に逃れ、「ここでアワビ1枚でも獲れなきゃ何のために関西から九州まで来たのか」と入り組んだ岩陰の間に必死に体を滑り込ませ半泣きでアワビを探していた時のことである。トンネルのようになっている場所にわらわらと集合していたウニにうっかり体をぶつけてしまい、ウニの棘がウェットスーツを貫通してそのままざっくりと刺さってしまったのだ。
最初の方こそ痛かったしなんか刺さっているなとは思っていたものの、その後日常生活に深刻な影響がなかったため、なんとなくほったらかしにしていたのだが、まさかクリスマスイブというタイミングで再会することになろうとは、よもやよもやである。その年唯一のクリスマスプレゼントが体に刺さっていたウニの棘だった人は、世界広しと言えどわたしだけだったのではないだろうか。特に得はしていないしなんならちょっと痛かった分損しているのに、それでもサプライズというのは人の心を躍らせる魔力を持つからすごい。冷静になるとただの棘である。
ちなみに改めて全身調べてみたところ、ウニの棘はどうやらあと5か所ほど刺さったままになっているようなので、次はイースターとかだったらイースターエッグみたいでなんか嬉しいなーと淡い期待を抱いている。
※1 ババニャン
うちのネコは昨年5月頃に近所で拾ってきたのだが、診察の結果10歳を超えている老猫と判明。まだ名前がなかった当時あだ名でこう呼んでいたが、その後わたしの中で老猫の一般名詞と化した。
※2 冬のウェットスーツ
ただし、朝ウェットスーツを着る時は別。すごい寒い。上半身は中に長袖の肌着を着ているのでよいのだが、下半身はショーツしか着ていないので脚に冷たいゴム生地が触れた瞬間、心が折れそうになる。
ウニカリバー。
諸君、新年明けましておめでとう!
こんな定形文的な挨拶は柄にもないし、もう1月も末に差しかかっていて遅いかもしれないが、常識的な所もあるってことをたまには見せていかないとと、こんなことも言っとくぜ。
さて、2022年も始まったってのに、コロナウイルスは治まるどころかオミクロン株とかいうのが猛威を振るっていて、どんどん増えてるじゃねえか! プロレス会場もまた観客制限なるかもしれないしホント勘弁してくれよー。
SNSを見てみても、多くの人が年末年始の 投稿でコロナウイルス殱滅を願っているぜ。
「コロナウイルスくん、キミは本当にやっかいなやつだよね。でももう十分に暴れ回ったでしょ? そろそろ疲れたでしょ? 2022年は休みなよ」
「2021年、さようなら。2022年、よろしくね」
「2021年くん大変だったよね。2022年ちゃんにバトン繋いで、平和な世の中にしてね」
待て待て待てぇーい! 納得いかねえなぁ! みんなもそう思うだろ?
なんで擬人化したがるんだよ! お前は詩人かよ! 百歩譲ってコロナウイルスは生物だから『くん』とか『キミ』とか付けるのは(どうかと思うが)良しとしよう。でも西暦に『くん』を付けて呼んだり、『よろしくね』はもうイタいぞ!
しかも『2021年くん』『2022年ちゃん』って、お前の中で性別とある程度の年齢設定してるだろ! 強いて言うなら2022年は絶対2022歳だろ! そんで2021年と2022年は同一人物だからな!
あと、お気に入りのぬいぐるみを擬人化しちゃうやつもよくいるよな。
「私のお気に入りのクマのぬいぐるみ、テディーちゃん。この子カワイイでしょ? 小さい頃から今でも、寝るときはずっと一緒なの☆」
そんなにお気に入りならもっと愛着湧く名前付けてあげろよ! まあそれは余計だからどうでもいいとして、『この子』ってなんだよ!お前の子どもか! そんなに我が子のようにかわいがって一緒にいるんなら、もし魂が乗り移って動いたり喋り出したりしたら、さぞかし泣いて喜ぶんだろうな!
どんなにお気に入りのものでも、ひとりでに動き出したら鳥肌モノに怖すぎんだろ。実際問題、ファンタジーには程遠いから、ドラマとか映画でもホラーものとして扱われることが多いんだろうよ。
他にも、こんな体験しましたって投稿してるやつがいたぞ。
「美容室行って、担当した美容師にクセっ毛なの伝えたら、『特に前髪のこの子がひねくれ者なのか気分屋なのか、あっちこっち行っちゃうみたいだから、お客様の希望の髪型は難しいかもしれないですね』って言われてゾクッとした。。。」
これはまさにホラーだな…これこそ怖すぎんだろ! 人の髪の毛をこの子とか勝手に呼ぶんじゃねえよ! ひねくれ者ってなんだよ! クセっ毛だって言ってるじゃねえか! 気分屋? ただの湿度とかの問題だろ? 美容師だから専門的に言ってくれよ。なんだよ、その「この子はこういう性格の子」だからしょうがないみたいな言い方! そんなんで納得するわけねえだろ!
大体俺(じゃないけど代弁)から生えてる髪の毛だから、もはや俺だぞ! 『お客様』と『この子』で使い分けてるけど、どっちもお客様だぞ! お客様に向かってこの子って言ってるのと同じだからな!
仮に『この子』を受け入れたとして、今からお前は俺の『この子』をその鋭利なハサミで容赦なく切り刻むんだからな、それ分かって言ってんのか? 想像しただけでも鳥肌立ってきちまうよ。。。
ホント世の中には擬人化されてしまうもの、擬人化したがるやつが多すぎてゾッとするぜ。おそらく、詩的な表現して、自分はこんなに大事にしてますアピールだったり、世界観に浸りたいだけなんだろうよ。
そうそう、余談なんだが、最近なんと車を買い替えたんだよ。中古なんだけど旧車でこれがまたカッコイイんだよな! 旧車だからか、機嫌悪くするとすぐ止まっちゃったり、電気系統調子悪くしちゃうからメンテナンス費用もバカにならないんだよなー。でもそこがまたコイツのいい所って言うか、カワイイ所でもあるんだよな! 憎めない愛らしいやつめ!
よし! 今日も身体綺麗にしてワックスでピカピカにしてあげましょうね!
クリエイターNo.40
Atelier PinkPlum アトリエ ピンクプラム
Atelier PinkPlumは、福岡在住のパーソナルカラーアナリストです。
アクセサリーデザイナーのMiyukiが立ち上げたブランドになります。
フリーメタリコという、イタリア製の銅のリボンを使用したアクセサリーは、繊細で高級感があり珍しいです。
ぜひ、手に取って頂きたいです。
Creators file

宗像の地にすくすくと育ててもらった今年24歳の年女。15歳から21歳まで東京で女優をしていたというちょっと変わった経歴をもつ。古民家たらいまを中心として宗像の若者が自分を表現できる場をつくっている。わたしもまだまだ表現がしたい!

宗像市で活動中のYouTuber。地元が大好きで休みの日は宗像の美味しいご飯を食べ歩いています。最近は食べてばっかりで太ってきたので筋トレを始めました。

鐘崎の新人海女。1987年関西生まれ。食べることが好きで、大学の寮では有志で畜産組合を運営し、エミューなどを育てて食べていた。2018年から海女見習いとして宗像に移り住み、現在4年目。アウトドア派に見えることが多いが実は案外インドアな側面も。

普段は天神でフリーランス美容師やってます!最近では美容師だけじゃ飽き足らず、アートイベントも運営する人です。人生楽しむスタイルのおじさん!

85年生まれ。生まれも育ちも生粋の宗像人。ホラーに耐性を持つ(ゲームのみ)ちょっと変わった性格の人間だが、一児の父親として子煩悩なところも併せ持っている。運動神経なし、スポーツをすれば何かしらのミラクルが起こる。