Contents.
- MADASHIRA – まだ知らない私たち。
第二回 表情で遊ぶ - 紙のACCO Channel 宗像・福津の地域メディア
- 海女になって5kg太った。
3潜き目 「 名人とクイーンの狭間で 」 - YOKOYARI BROTHERSの水差し論
第五十九試合 「 VS 思い上がるなよ、DIY! 」 - 宇井のクリエイター発掘ラボ
「 No.34 ほんだ猫 」
◆イベント情報◆
制作秘話 bihind-the-scenes story
こちらの動画は、ただ僕たち夫婦が引っ越しただけなんですが、今回引っ越した家は、宗像市でリフォーム・リノベーションをやっているCrashift.(クラシフト)さんがリフォームした家なのです!
実はクラシフトさんとは、ACCO立ち上げの前から仲良くさせていただいていて、ACCOとクラシフトさんとの関係についてもお伝えできたらなと思います(^ ^)
YouTubeでACCOチャンネルを僕たち夫婦が始めた時の話になりますが、当時はチャンネル登録者数も80人くらいで、ほとんどの動画は僕たち夫婦のVlogがメインでした。
本当は地元で活躍している事業者さんの取材がしたいと思っていた僕は、勇気を出してクラシフトさんに「取材させてください!!」とストレートに言って見たところ、「全然良いよ!!」と即答で取材許可をいただけました。
しかし、初めての取材で緊張していた僕は、クラシフトさんの事務所に伺った時にうまく聞き出すことができませんでした。本当にクラシフトさんには申し訳なかったのですが、作った動画はお蔵入りにしました。
ご縁が生んだ住まい And “Crashift.”
それから1年半経って、動画制作のお仕事もたくさんするようになり、動画制作への自信もついてきた頃に、クラシフトさんから連絡がありました。
「古家をリフォームして、誰かに貸そうと思うんだけど、永島くんたちにどうかな?」
以前の取材でクラシフトさんが行ったリフォーム・リノベーションなどは見ていたので、すぐに「興味あるので見に行きたいです」と伝えました。
連絡があった次の日に見に行ったのですが、本当に古いお家でした( ̄∇ ̄) 一瞬迷いましたが、ここからクラシフトさんがリフォーム・リノベーションをするなら良くなるに違いないと思って、その1週間後ぐらいに契約しました(笑)そして、この家が変わっていく様子を映像に残して編集したのが今回の動画です。
この動画は、クラシフトさんとの信頼関係が無かったら撮れなかった動画だったと思います。少しでもクラシフトさんに恩返しができたのかなって僕は思っています(^ ^) ※動画公開後、動画は1,000回再生ほどされまして(7月10日時点)、視聴維持率も平均より良かったです。
リフォーム・リノベーションされた家は本当にお洒落になっていて、まるでクリエイターハウスのような先進的なデザインに生まれ変わりました。
また、デザインだけでなく、庭だったところも全て車が停められるようになったので、最大5台の駐車スペースができました! 今後は、この家で動画編集講座も行う予定なので、駐車場がたくさんあるのは本当に助かります(^ ^) クラシフトさんに取材をしに行かなかったら、絶対に実現できなかったことだと思うので、本当にあの時は勇気を出して言って良かったなと思います。
こんな感じで、色んな事業者さんと関わっていきたいです。
これからもACCOチャンネルをお楽しみに!
ACCOチャンネルのまさとでした!
3潜(かづ)き目「 名人とクイーンの狭間で 」
これは隙あらばそのへんのよくわからない生き物を拾ってくる、
自由人の海女がそのとき思ったことを思うままに書いた記録である。
面白い生物の情報、そのほか何でもあれば、ぜひわたしのTwitterアカウントのDMまで。
(全てに返信は出来ないと思うので申し訳ないのですが、全てありがたく読ませていただきます)
7月が始まって早くも半ばになった。梅雨はいつ頃明けるかねーとか喋っているうちに、セミもシワシワと鳴きはじめたりなんかして。こないだまでホタルが飛んでいたと思ったのに、いよいよ夏という感じである。
宗像で夏を迎えるのも早4回目である。滋賀の実家にいた頃は、夏といえばで思い浮かべるものは大概「びわこ花火大会」とか「鳥人間コンテスト」だったのだが、こっちに来てからは夏といえば気が付けば山笠と盆踊りになった。
ふんわりと九州人はお祭り好きなイメージがあったが、引っ越してきて本当にそうだなと思う。今年の山笠も昨年からの感染症の影響で本来の形での実施は難しそうだが、それでも準備となるとみんな少しそわそわと気持ちが浮き立って、普段縁側で干しシイタケみたいになっているおじいちゃんも、水で戻したようにどこかちょっと楽しそうに見える。どんな形になっても、人の気持ちをポッと明るくできるってすごいことである。
昔からお祭りがみんなに愛されている理由ってそういうところなんだろうか。

<水揚げしたアワビ>
鐘崎では主にアカ(メガイアワビ)とクロ(クロアワビ)の2種類が獲れる。クロのほうが単価が良いので、クロの大きいのが獲れると嬉しい。
しかしそんな楽しげな雰囲気の裏側で、実はめちゃくちゃピリピリしている人たちがいる。鐘崎の海女たちだ。何でそんなにナーバスになっているのかというと、7月はアワビ・サザエ漁の解禁だからである。
アワビは海女にとって最も重要な資源の一つである。漁期が進むにつれて目に見えて獲物が少なくなるため、解禁直後の一週間でどれだけアワビが獲れるかが大きなカギとなるのである。したがって、解禁日前後のベテラン海女たちは、顔では笑っていても目の奥のどこかに必ず北斗の拳のような殺気を漂わせており、下手に近付こうものなら即アベシされるのではないかというドキドキ感を与えてくれる。
「海女」というと海女小屋で仲間同士和やかに談笑しているようなイメージ(※1)があるかもしれないが、海女同士は仲間であると同時にライバルである。海女は家ごとにそれぞれ秘伝の情報やテクニックを持っていて、解禁に合わせて漁場についてのさまざまな情報戦を繰り広げることはあまり知られていない。
実質のアワビ漁は直前のウニ漁の時から始まっている。というのも、ウニを獲っている期間にこっそりどこの岩にアワビが何枚いるかチェックして、解禁初日にどこでどう獲って回るかを全て頭の中で組み立てているのだ。この作業について海女は半分冗談で
「アワビに自分の名前を書いておく」
と表現したりするが、この岩には大体毎年アワビがいるなどの経験則も手伝って、ベテラン勢は恐らくかなり効率よく正確にアワビの位置と枚数を脳内に叩き込んでいる。解禁初日の漁は海の中で行われる壮大な百人一首大会といってもいいのかもしれない。そんな中に操船も覚えたてのペーペーのわたしが入っていくのである。百人一首の名人・クイーンたちがバシバシ札を取り合っているなかに、かるた部入部すぐの中学1年生が割って入っていくようなものである。正直勝てる訳がない。
そんな感じだから潜っていて近くに誰かが来た時の焦燥感と圧迫感はすさまじい。ただ、それでも海女である以上その人たちと肩を並べて獲れるようにならねばならないのである。負けると分かってマリオに飛び込んていくクリボーの気持ち、いまなら痛いほど分かる。これまでザコとか言ってごめん、きっと泣きながら頑張ってたんだなクリボーも。今度一緒に美味しいご飯でも食べに行こう。きっと塩味が効いている。
ちなみに海女の情報戦は非常に高度である。というのも海女は、漁に関しては大抵何かしら若干の嘘やごまかしを入れて話すのだ。
まず、その日どこへ潜りに行くかお互いに聞いたりするのだが肝心な情報は明言しなかったりする。そして結局どこで本当にたくさん獲ったのかも、周囲にばれていなさそうなら嘘やぼかしを入れたり秘密にしたりはぐらかしたりする。仁義なき情報戦である。
しかし口から出る言葉の信頼性が低いことはお互いに織り込み済みなので、ある程度の対策もする。アワビの場合、その日の漁が終わったら陸で待ち構えている業者さんのところに集まってみんなそれぞれの水揚げを計量する作業があるので、どこで誰が潜っていたかというのを見える範囲で記憶しておいてそれと照らし合わせるのである。
実際にはそれすら欺くために漁の開始時間にはわざと本命ではないところに船を回して後から本当に行きたい場所へ移動したりすることもあったりするのだが、とにかく本当に抜かりがない。
更に上手い人はなんとなく勘で見えない岩陰に手を突っ込んでアワビを獲ってくるというから、訳が分からない。マネして手を突っ込んでみたものの、わたしが得られたのはウニのトゲが刺さる痛みだけであった。こうしてアワビをろくに獲れなかったわたしは、涙をのみながら今日もサザエを拾うのである。いまにみとれ…。
※1 海女小屋で~イメージ
海女小屋の文化は三重などの海女のものである。鐘崎の海女は海女小屋を持たない代わりに、昔は船の上で焚いた火鉢(礒火鉢)を囲んで体を温めていたらしい。
船の整備が無事終わったけど 完全に一人だけで操船するって なかなか怖い(下手)
ううー…。茹だるような気温と日差しの暑さ、ジメジメとした蒸し暑さが交互に押し寄せてくる毎日だぜ…。かと思えば突然の豪雨や雷、今はまだ梅雨なのか? 本格的な真夏到来なのか? なんだかよくわからない今日この頃だぜ。(7月10日現在)
それでも真夏がすぐそこまで迫ってるから、ウチで飼ってる犬の新しい古屋を今のうちにDIYするかな! そういえば、マイホームのウッドデッキも塗装が剥がれてきてたんだったな。ついでにこっちもDIYするか! あ、壁も塗装剥げてるし、庭の雑草も生え放題になってるし、網戸もかなり汚れてしまってるなー。 よし、この際気になる色んなとこ一気にDIYするか! ん? ちょっと待てよ…納得いかねえなぁ!
おれも世間もDIYDIYって当たり前に言っているが、みんなは本当になんという言葉の略で、なんという意味かわかって言っているのか?
DIYとは『Do it yourself』の頭文字を取った略語で、『自分でやる』って意味だ。まあ意味は知ってる人も多いと思う。でもよく考えてみてくれ。『自分でやる』んだったら『Do it myseif』で『DIM』 だろ!
確かに『yourself』自体が自分自身でって意味のようだから、使い方に問題はないわけだがだとしても! せっかく『myself』って単語があって、一般的にこっちの方が自分感強いんだから『DIM』にすべきだろ!
「なあ聞いてくれよジョニー。実はドッグを飼おうと思っていて、そのためのドッグハウスを探してるんだが、中々グレイトな感じのが見つからないんだ。」
「なんだマイケル、そんなのイージーなことじゃないか。だったら自分でメイキングすればいいんだよ、DIYさ!」
「そうか、DIMすればいいのか、サンキュージョニー!」
人から言われてるときはDIY。自分発信で言うときはDIM。これだったらしっくりくるはずだ。ん? でもこれだと使い分けるのにめんどくさすぎるし、言い間違えてしまうじゃないかって? その通りだ! そんなのおれだってわかってるぞ! でも考えてもみろ。DIMで統一しろなんて言うと、「DIMで統一したら、人から言われているときにDIMだとおかしくないですか? あなたの言うDIYがおかしいってことと同じじゃないですか?」なんて論破されて、「その通りだ!」なんて声が溢れて炎上してしまうかもしれないじゃないか! そんなのヤダヤダ! だからこれでいいんだ。
そんな細かいことはどうでもいいとして、DIYに関してまだ言いたいことはあるぞ! だいたいどこからどこまでをDIYと言っていいんだ? 大小難易度関係なく売っているもの、業者に頼むものを自分で作るのがDIY、みたいな風潮になってないか? だったら、おれがやろうとしている草刈りや網戸掃除は制作じゃないからDIYじゃないな。…ちょっと待て! DIYの意味は『自分でやる』んだろ? だったら、業者に頼むレベルの草刈りや網戸掃除を自分でやるのは立派なDIYじゃねえか!
そもそもいつからDIYとかいう、なんか言うだけでおしゃれでカッコイイことやってる感溢れる言い方になったんだ! 日本には昔から『日曜大工』って言う素晴らしい渋い言葉があるじゃないか! この言葉がもしダサいという理由で使われなくなったんなら、『ND』にすればいい。わざわざ日曜大工を英語に変換して『Sunday carpenter』、つまり『SC』にするのはなしだぞ! 日本人なんだからせめて日本語の頭文字を取る略称にしてくれ。卵かけご飯を『TKG』って言うだろ? 英語にして『Raw egg on rice』(正式名称はないから直訳した言葉しかないようだ)で『RER』とか言わないだろ? そもそもなんでいちいち英語やアルファベットに変換するんだ? 日本人よ、もっと日本語を使うんだ! 日本語を愛せよ!
今日からDIYは改めまして、『DIY→日曜大工→日大』日大と呼ぶこととなりました。並びに卵かけご飯は『卵かけご飯→TKG→たかご』たかごと呼ぶこととなりました。もしおれの前でDIY、TKGと言う奴がいたら問答無用で垂直落下式DDTの刑と処す。
だいたい、DIYのようにアルファベット3字の略語が、日本だけでなく世界中に溢れすぎてやしないか? それについても納得いかないこと、横やりたいことがあるが、今月の水差し論では収まりきらない溢れる思い。これについてはまた今度ぶつけさせてもらうぜ!
PS UWF、FMW、WWE、DDT、STF、GHCなど、プロレス界にもアルファベット3字の団体や技、名称などが溢れているがおれに言うなよ!
クリエイターNo.34
ほんだ猫
水彩で猫メインとした世界を描いています。
目ぐりぐりニャンコと不思議な風景をかんじていただければと思います。
現在はTwitter、Instagramの活動メインに、 各種展示、グループ展やイベント、通販にて活動しております。
よろしくお願いします。