ayatoriya vol. 20 「いましかない、いまだから」 2020年2月26日 寒くて家から出たくない、頭がごちゃごちゃするときは、部屋の片付けをして、料理をして、掃除をすると良い。 昔、国語の先生が授業中に言っていた井伏鱒二の作品を読んでみるのも良い。 「ハナニアラシノタトへモアルゾ サヨナラダケガ人生ダ」 このフレーズはなんという小説の一文だろうと思ったら、それは漢詩を訳したものだった。... liv
ayatoriya vol.19 「変わっていくこと、変わらないでいること」 2020年1月26日 今年は暖冬で冬らしくない日が続いた。最近は少し冷え込む日が出てきて、やっと冬になったかと自然界も安心しているかもしれない。 私は寒いのは苦手だから、個人の考えでいえば、このまま暖冬で冬がなくなったらラッキーと思うかもしれないが。 それくらい寒いのは苦手だ。 お正月だったり実家に帰ったりすると、幼少期の頃の写真やビ... liv
ayatoriya vol.18 「A happy new year!」 2019年12月26日 あけましておめでとうございます。気付けば2020年が始まりました! 2000年幕開けして、もう20年経つということは2000年が成人したということか・・・この表現は伝わっている気はしませんが、私の感覚伝われっ!笑 2020年、干支も始まりのねずみ年。オリンピックもあるし、閏年でこれまたなんかスペシャルな年になる予感... liv
ayatoriya vol.17 「キキ脱却の危機」 2019年11月26日 某編集者は言った。 「12月は映画で1冊作るから」 私はそんなに数多くの映画を鑑賞するほうではない。決まった映画を時折無性に観たくなる傾向がある。 その中のひとつが『魔女の宅急便』だ。人生で何度観たのかわからない。そのくらい観ている。幼少期撮られた成長ビデオでも、ピンクのトレーナーを着た私が「おこっめで おいこし... liv
ayatoriya vol.16 「台湾に行ってきた話」 2019年10月26日 9月末から3泊4日で台湾に行ってきた。初めて1人で海外行きの飛行機に乗った。だいたいいつも怖い怖いと怯えるのは、空港。入国審査のゲートって、なんか怖いんだもん。英語が話せないから、もし何か聞かれたらどうしよう! と思ってしまうのです。 行ってみてわかったこと、入国審査なんて全然大したことなかった。 昔からそうだ。起こ... liv
ayatoriya vol.15 「行き当たりばったりの極意」 2019年9月26日 チクタクチクタク… 刻一刻と期限は迫っていた。くっ…思い浮かばない。何を書けばいいんだ…。そう、何を隠そう、今日は行き当たりばったり原稿の締切日。本フリーペーパーを作っている会社の3人組の姿が頭をよぎる。少年隊のような、いや、たのきんトリオか、いや…あれは完全に取り立て屋のような3人組だ。切れ目で睨みつけながらネコを愛... liv
ayatoriya vol.14 「アラサー全盛期の夏」 2019年8月26日 暑い毎日に、海に祭りにビールで乾杯に、9月になっても、夏真っ盛り気分を引きずっています。あやとりやです。 8月に友達がめでたく30歳を迎えました。私は今28歳なんですが、まさか自分が「あれ〜?こないだまで学生だったよね、私たち。もう30歳だよ〜!」みたいな会話をする時がくるなんて…。いつのまにか担任の先生は昇進して、... liv
ayatoriya vol.13 「なんで? なんで?」 2019年7月26日 はやいもので、気づけばもうこの連載も1年を超えておりました。いつもご愛読くださり、ありがとうございます。今月も相変わらず、行き当たりばったりなあやとりやです。 先日久しぶりに飛行機に乗りました。行先はTOKYO! 浮力でうんぬんと分かってはいるけど、毎度飛行機って、なんで飛んでいるんだろうとか、この飛行機に乗っている... liv
ayatoriya vol.12 「重要なお知らせ」 2019年6月26日 今月号は、あやとりやより重要なお知らせがございます。 かねてより、消しゴムはんこ作家として宗像、北九州またはその近郊で活動して参りましたがこの度なんと、職業がもうひとつ増えましたー!わーい! それは長崎県壱岐市の「地域おこし協力隊」です。 「全国各地の自治体に所属して、それぞれ抱える問題に取り組む」という職業。 宗像... liv
ayatoriya vol.11 「過去のキヲク」 2019年5月26日 先日、青山明日香さんの音楽ライブがあった。海が見える最高のロケーションで、軽快なリズムと伸びやかで優しい声。たまにお茶目な歌詞も入って、ふふふっと笑いも起きる。子ども達が外で遊ぶ声も相まって会場はますます和やか。初めて聞くのに、どこか懐かしくなる。わかるなぁ、この気持ち。そんな心に沁みる歌に胸を打たれていると昔の思い出... liv